日本語manページを最新にしてみる
社内のLinux講習でまずはmanページから説明しようと、とあるCentOS 5.5(ロケールはUTF-8)で man man したら、
セクション番号について詳細が記述されていないことに気が付いた。
あれー、Debian 5 のサーバでは man man で出てくるのに。。。
CentOS 5.5側の man man ページでは更新日も1999年!くぅ、更新されていない。
ちなみに、Debian 5 は2008年。man 自体のバージョンの違いもあるけど、釈然としない!
ならば、更新しよう、そうしよう。
日本語 manページは
JM Project http://linuxjm.sourceforge.jp
がメンテナンス、配布している。ありがとう JM Project!
JM Projectの配布物は EUC-JP にのみ対応しているようだ。
UTF-8でインストールするには、とググると、おお、先人がいらっしゃる!id:ser1zw さん、ありがとう!
http://d.hatena.ne.jp/ser1zw/20100920/1284916563
早速、まねしよう。
[user@server]$ wget http://linuxjm.sourceforge.jp/man-pages-ja-20120115.tar.gz
[user@server]$ tar xvzf man-pages-ja-20120115.tar.gz
[user@server]$ cd man-pages-ja-20120115
[user@server]$ find manual -type f | while read f; do nkf -w --overwrite $f; done
[user@server]$ make config
- 以降ひたすらリターン -
- All OK? と聞かれたら C とリターン -
[user@server]$ sudo make isntall
[user@server]$ sudo /usr/sbin/makewhatis
よし、終わったぞ、これで man man してみると
マニュアルセクション
マニュアルの標準的なセクションは以下のとおり:1 ユーザーコマンド
2 システムコール
3 C ライブラリ関数
4 スペシャルファイル
5 ファイルフォーマット
6 ゲームプログラム
7 概要、慣習やその他
8 管理コマンドと特権コマンド
キター!